2015 9/27
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六甲高山植物園(9月)
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久しぶりに六甲高山植物園を歩いた。まともに山で歩くのは五色ヶ原以来だったので、自然の中でやや興奮しました。歩いたといっても平地を3.5km位でしたが。やはり自然の中で花を見るのはいい。
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ツルニンジン
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植物園では、私は例によって園内をフラフラと徘徊し、家内は抜け目なく無料ガイドの説明を聞きに行った。(その知識がいつまで持つかが問題なのですがーーー)
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キイジョウロウホトトギス キホトトギスス
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ホトトギス
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で、まだ記憶が持続しているらしく、私に縷々説明をしてくれたが、意外と伶人草の説明がなかったよう、ならばと、今度は私がその伶人草のところに案内した。トリカブトの仲間であるが、名前のとおりさすがに品がいい。
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  レイジンソウ
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ヤマトリカブト
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すると、説明会に参加していたというおばちゃんが、家内との会話を聞いていたようで「これは初めて見る草だ」と言い出した。聞けば大分から新幹線に乗り日帰りでこの植物園にきたとのこと。五月に来たときに植物がいっぱいあって、しかも野山の雰囲気を残して咲いているのに感動したので、今回の再訪となったとのことだった。
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サラシナショウマ
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さらに聞けば、植物を求めて北海道まで行くのだというような人だった。話しているうちに「ハガクレツリフネ」も今回の説明から抜けていたし、その花知らないとのことだったので、ならばと咲いている場所まで案内した。ツリフネソウはいっぱいあるが、今ごろになると葉っぱが汚い。それに比べ、ハガクレの方は実に上品、実は、私も白いツリフネソウがあると思っていたら、それがハガクレだったよう。そのときは、誰にでも紹介したい気分だったのだ。
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ハガクレツリフネ
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ツリフネソウ
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実は、信州に富貴そばというのがあり、そのつなぎにオオヤマボクチの繊維を使うと聞いたことがある。それが五色ヶ原に行ったとき、黒部湖畔の道に咲いていたのだが、その時、どの部分の繊維を使うのだろうという話になったが、そのままに放置していた。後日、F井さんの後立あたりで撮影した植物写真が届き、その中にもオオヤマボクチがあり、つぼみのまわりに蜘蛛の糸見たいな細い細い糸が巻きついていた。
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信州のオヤマボクチ(撮影:8月、藤井直樹さん)
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この花は以前に六甲高山植物園の売店に近いところで見た記憶があるので探すと、ちょうどつぼみから花とそろっていた。
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キクバオヤマボクチ (つぼみ〜花)
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が、例の糸は本当に僅少。しかし、花の名前を見ると「キクバヤマボクチ」となっていたので、この種は繊維が少ないのだなと勝手に思ってしまった。しかし、帰宅後調べると、これが絶滅危惧種で、繊維は葉の裏から取るとのこと。しまった、葉は上から形を見ただけで裏まで見なかったのだ。
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キクバオヤマボクチ
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園内は秋の花がいっぱい咲いていた。
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ツリガネニンジン
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イワシャジン
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リンドウ ダイモンジソウ
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ツルリンドウ ホタルブクロ
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カニコウモリ(花後)
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ハンゲショウ サワギキョウ
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ミカエリソウ
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アキチョウジ ミズギク
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オタカラコウ
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ヒゴタイ ノリウツギ
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シラネセンキュウ
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アザミの見分け方はほぼお手上げであるが、アザミとよく似たタムラソウを知った。葉にとげがないのが特徴だから見分けるときのポイントらしい。
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タムラソウ
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一方、アザミの葉には鋭いとげがある。
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ヨシノアザミ
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フジアザミ
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ヒヨドリバナ シロヨメナ
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シオン
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秋、実をつけた植物もたくさん見られた。
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マイヅルソウ
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レンゲショウマ
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キレンゲショウマ オオナルコユリ
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また、ミゾソバと雰囲気が似ているタデ科植物があった。ツボミだけでは区別がつかない。ツボミは似ていても葉の形が違うようだ。サクラタデはツボミの並びが全然違うが、咲いたときの花が似ている。
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ミゾソバ
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アキノウナギツカミ
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ムラサキセンダイハギ サクラタデ
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珍しい形の外来種も花をつけていた
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タヌキマメ アシナガムシトリスミレ
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まだ、サギソウや季節はずれのクリンソウも咲いていた。
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サギソウ クリンソウ
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ミズヒキソウも道端のあちこちに咲いていた。今が盛りのようだ。白花のミズヒキソウもあった。
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ミズヒキソウ
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六甲ケーブルの駅まで来るとコムラサキがその名の通りの色の実をつけていた。
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コムラサキ
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おしまい
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