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| 九重連山縦走&由布岳 |
2014 6/7〜9 |
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やはり、深夜高速バスご愛用ですが、鍛冶橋で行儀よく定刻発車・下車システムになってから、きわどく集合時刻に間に合わない事態が発生するようになりました。そこは一日早く上京し、ついでに、銀ブラ、美術館巡り、孫見と、やれることはいろいろあります。ただ、それが「過ぎたる」になってしまい、「はしゃぎ過ぎ、お疲れ気味」で登山当日になってしまうというのが、これまた節子流なのです。
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ミヤマキリシマに埋まる
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今回は、国立の友人宅に泊り、それを頼んだ時に、彼女もついでに誘っての、同窓会登山になりました。(ついでに・・・。3年前、初めての山が、夏山開き前の白山日帰り。それで悠々という、健脚友です)
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ハルリンドウ コツクバネウツギ
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大昔、アルパインカレンダーが発行された頃、「うそ!」と思ったのが、ピンクに染まる三俣山と手前の平治岳の写真でした。確かめたくも、九州の、さらに山なんて、どうやって行くの?!
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平治岳山頂部 白花のミヤマキリシマ
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それから、40年後、ようやく地元から百名山ツアーが出るようになりましたが、牧ノ戸峠から久住の往復日帰りでした。ピークだけ踏んでこよう・・・の消化の仕方でした。それで、「法華院温泉に泊り、坊がつる讃歌の地を確かめる」は、自分にはかえって宿題になっていたのです。
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坊ガツルから平治岳 法華院温泉全容
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6月7日。羽田では26名の参加と分かりました。男12名、女14名の構成比はかなり珍しい。時代はさらに進み、男性山仲間も、ツアーに便乗して気楽に楽しもうや・・・になってきたらしい。さらにはミヤマキリシマ最盛期の週末の法華院温泉泊りは、お得意様のツアーに押さえられていて(地元客すら泊れない。4月1日申し込み開始が建前とはいえ)、ここにも、「団体マジック」が効いているわけなのです。
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コガクウツギ バイカイカリソウ
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今回は社長が直々に添乗。彼は白馬館時代、鑓温泉が勤務地で、山の湯同士法華院温泉と格別の交流があったらしい。で、以来30年通い詰めのうえ、「一般ツアーLが知らない」中岳陰の奥の院の観音石像や、守り伝えられてきた十一面観音の拝観、平治岳・大船山両方(普通は片方だけだそう・・・だから12時間行動)登頂というこだわりのメニューだったのでした。
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廃仏毀釈にあった奥の院
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牧ノ戸からは、ドウダン類のトンネルです。
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シロバナツクシドウダン ツクシドウダン
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ツクシドウダン
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シロドウダン アカドウダン
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そこを抜けて、ミヤマキリシマが・・・あれ?茶色とピンクがまだらです。茶色は毛虫のせい。さらに、緑はノリウツギでミヤマキリシマを凌駕し、特に久住山方面は往年の美景が見られなくなったそうでした。毛虫は呆れるほど大発生していました。
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害虫の説明 大発生中
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登山客の少なくなった山頂(当方は午後発。久住山は九重の最高峰1787m)ではポツポツ雨が降り出し、中岳(九州本土最高峰1791m)を回り、広い北千里浜へ。
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久住山山頂
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さらに高度を下げて、温泉の待つ法華院へ。宿は専用の車道を持つだけあって、充実の食事に設備。どんなに濡れても、お宿が快適で、湯の煙があがれば、そこは極楽・・・。
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北千里浜から振り返る 法華院温泉
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8日、4時半発で、テントの並ぶ坊がつるを横切ります。昨日の雨でぬかるんだアセビやリョウブの林を抜けきると大戸越。朝日がピンクの山肌を染め上げていました。
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大戸越から平治岳
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ここも30年前と比べれば・・・らしいですが、見事、見事。成長の遅いミヤマキリシマは、その分、細かい枝もしっかり茂らせています。打ち身、すり傷、ズボンの引っかけ破れもしながら、ピンクの垣根をかきわけ、左を見て、ああ、この景色のことだったのだ!と、宿題を果たしました。
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進化中の田上SLと ミヤマキリシマと三俣山
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三俣山は霞んでいましたが、三脚を構えて、待つ人が大勢いました。
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三俣山と坊ガツル
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山頂からは下山路で峠に戻り、反対の大船山へ。ここも尾根へ出れば、ミヤマキリシマの群落。大船から振り返れば米窪の火口跡が、これまたピンクに縁取られているのがわかりました。
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ダンバルから大船山
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「四面山なる坊がつる」とか「段原(ダンバル)彷徨う」とか、景色と歌詞とメロデイーが、完全に融和しています。
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大船山からダンバルと米窪 平治、大船を振り返る
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法華院温泉に戻り昼食。「晴れててよかった」と言い合うも、出発5分前から、豪雨。またも泥まみれになって、雨ガ池越えをやり、星生温泉へドボン。
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法華院の十一面観音
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9日、朝霧の中を由布市へ移動。やまなみハイウエーの最高所にあたる正面登山口から由布岳へ。
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雨ガ池 正面登山口から由布岳
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晴れるとこれまた暑いのですが、ジグザグに高度を稼ぎ、マタエへ。この鞍部に荷物を置いて、鎖場のある西峰へ。この鎖場のために、スタッフは3名になっていました。友人は案の定「おもしろい!」と岩場を楽しんでいました。
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クサリ場
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西峰へ 東峰へ
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岩とピンクがこれまた絶妙、そして、抜群の高度感です。
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西峰
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別府温泉にドボンをやって機上の人になりました。この時、雲取山方面のツアーは豪雨でバスが不通となり、催行中止となっていました。だから泥まみれくらいで、文句はいえません。あの毛虫たちにこれ以上食われないうちに、是非お訪ね下さい。
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オオヤマレンゲ |
以上 |
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