節子の山行き
大雪山系:旭岳〜トムラウシ山縦走 2014 8/1〜3

 大雪を縦走してまいりました。

トムラウシへの大展望

 往復はフェリー利用の、地元発ツアーで、実質山中は、8月1〜3日となります。


> 8/1 姿見登山口〜旭岳〜間宮岳〜北海岳〜白雲岳避難小屋

 
旭岳ロープウエー                          旭岳を振り返る


姿見ノ池

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 40余年前、2回生(pw)と3回生(夏合宿)で行ったコース(石狩岳〜沼の原〜トムラウシ〜旭)の半分にあたり、よって百名山仕上げの時には「済み」に仕分けされていました。
 
北海岳                            御鉢平を見下ろす

 しかしながら、避難小屋泊・ポーター無しとなると、海外トレッキングより厳しい面があり、「見納め」するなら今のうちと判断したのです。
烏帽子岳方面

 
花の沢の雪渓                白雲岳避難小屋へ

 小屋あぶれの際のテント団装、エキノコッカスのために要煮沸、低体温症予防のため防寒着、厚手手袋も帽子も・・・となると荷物は増えていく一方。

避難小屋とタカネトウウチソウ


 
エゾシマリス
 まず、若い時なんて、ろくに景色を覚えていないとわかりました。2回生の時は、30キロ越えの荷物と熊よけの笛係りであったせい、3回生の時はやはり下級生のことや、幕営生活に神経を使っていたのでしょう。


> 8/2 白雲岳避難小屋〜高根ヶ原〜忠別沼〜忠別岳〜化雲岳〜ヒサゴ沼避難小屋


朝 トムラウシを望む

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 景色や花を楽しめる・・・というのは、中高年になってからの余裕(体力ではなく、心の)からなのだと、あらためて認識しました

白雲岳を振り返る                          広大な高根ヶ原を行く

 
花の斜面                                   忠別沼

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イワブクロとウラシマツツジ                         忠別岳にて   .

 幸いに好天に恵まれ、広大な景色や花々を楽しめました。エゾなんとか、チシマなんとかどおり、カムチャッカと花の種類は似ていますね。
 (こんな比較ができるのも、OBならではですね)。

チシマツガザクラ

 
クモマユキノシタ                            メアカンキンバイ

 
ミヤマリンドウ                            キバナシオガマ


エゾコザクラ

 
エゾツツジ                           キバナシャクナゲ


チシマフウロ

 
チシマノキンバイソウ                         クモイリンドウ

 
チシマギキョウ                           イワギキョウ

 どうやら申込者の選抜は行われていたらしく、14名(男3、女7、夫婦2組)+現地ガイド+添乗員+サポーターの17名は、順調に、旭岳〜白雲避難小屋、〜ヒサゴ沼避難小屋、〜トムラウシ越え〜トムラウシ温泉を消化できました。
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トムラウシと池塘                              化雲岩前  .


エゾカンゾウ.


  ヒサゴ沼へ                              ヒサゴ沼避難小屋  .

 ただ、こんなテント運びの山は、北観ツアーでは最初で最後とのことで、好天ならこそ、消化できたと、端々で思うところはありました。


> 8/3 ヒサゴ沼避難小屋〜天沼〜北沼〜トムラウシ山〜前トム平〜カムイサンケナイ川〜トムラウシ温泉

 
   ヒサゴ沼                            水場近くのお花畑


ヒサゴ沼と東大雪の山々                      近道の雪渓を登る  .


日本庭園

 トムラウシ北沼の現場では、5年前の事故に、黙祷をささげました。

主峰と北沼

 
来し方を振り返る                            十勝岳方面 .
 前の地図<         .



北沼

 実は、トムラウシ温泉コースを歩いていなかったので、そんなに事故現場を対応させてはいませんでした。今回、写真整理にあたって、インターネットで確認してみました。

  トムラウシ山頂                          南西の山々(十勝岳方面)


十勝岳、美瑛岳、オプタテシケ山


前トム平からのトムラウシ                           トムラウシ公園

 「きれいねえ」「すごいねえ」とニコニコして歩いてきたまだ記憶に残る道で、人が次々倒れていったのだというのが、読んでいて気分が悪くなってくるほどでした。

リシリリンドウ

 
コマクサ                             ホソバウルップソウ


チシマゲンゲ

 
エゾノツガザクラ                           タカネシオガマ

 年齢も49歳から70歳、平均63歳あたりの今回の私達と、同じ。交わされていた会話もおそらく私達と同じレベルです。

チシマキンレイカ


エゾウサギギク                              ワタスゲ  .


リンネソウ                               トカチフウロ

 報告書内ではいろいろ検証されてもいます。事故は防げたかもしれないけれど、さりとて私達が好天になる努力など何らやったわけではなく、あくまで幸運だっただけ話です。

チシマクモマグサ                      エゾヒメクワガタ

 事故があったって、車には乗る、飛行機には乗る、山だって登ります。行く前は、2回生で同行した渡辺さんや、3回生で同行した和子さんのことを思い出していたのですが、さらに人の運命というものにつまされる山になりました。

竿灯で見送り(秋田港)