節子の山行き
野麦峠
2017 7/28

  「晴れていると、家にいられない」病というのがあります。まだ、勤務日と、休日の区分がある場合に、重症化することがあります。
 
紅白のゲンノショウコ

 8/27は、その晴れた休日に該当し、重症感染者と被害者(その家族)に小競り合いのあった後、乗鞍岳の頂上ではなく麓ならばと、話は落ち着いて、野麦峠行きとなりました。

野麦峠説明板(長野県側)

 
地蔵堂峠から見える乗鞍岳

 今の時期、畑ならヒマワリの黄色でしょうが、飛騨の路肩だと、フシグロセンノウの強烈な朱赤がヒロインです。
 
フシグロセンノウセンジュガンピ

 それに魅かれて、車を停めて、よくよく見ると、周囲にもいろいろ咲いているのです。特に、ナンバンハコベが・・・。
 
ナンバンハコベ

 戸隠の民宿で初めて見て、次に見たのが白山砂防新道の某カーブ。てっきり、そういう珍しい花と思い込んだのに、停まった所全てに雑草のごとく(つまり雑草)咲いていて、それはびっくりしました。
 この夏は、キバナノアツモリソウといい、「迂闊に、『珍しい』と言ってはいけない」を学んだ夏といえそうです。

マツムシソウ

 時期を過ぎたヤナギランが毛玉の泡を吹いて…つまり、細い種が四分裂して、綿毛を飛ばしているのにもびっくり。
 
ヤナギランの花と実

 そして、「ソバナちゃん、こっち向いて」をやったら、ポキッ。 あああ、と助け起こしたら、なんとアケボノシュスランが、顔をのぞかせました。
 
ソバナアケボノシュスラン

 戸隠と鈴が岳で見てから、もっとよく見よう。この3度目のために、何度医王山へ行ったことか…。 茎が地表を伸びるので、目が慣れれば、固まって生えているのが判りますが…見えない時には、見えない。
 
アケボノシュスラン

 フィールドワークとはそういったもの。その時期のそこへ行かねば、決して出会えず、気付かないものがある。
 
シデシャジンキンミズヒキソウ

 
ヤマオダマキクサボタン

 
ハエドクソウトリカブト

 夏の野麦街道は、春秋に比べれば、他の観光地に負けてしまう…といえるかもしれません。歩いた…で、終わる、地味な古道です。
 花キチさんには、途中ドライブを含め、なかなか充実の花旅でした。
 
野麦街道の石標と往年の雰囲気を残す道

 
コボタンヅルネジバナ

 
ツルニンジンツルリンドウ

 野麦の地名は、50年〜60年に一度熊笹に麦のような花がつくことから名づけられたという説明がありました。
 
熊笹の実ツリフネソウ




[ 写 真 集 ]・・・少し大きめの写真が楽しめます

おしまい