長岡正利のページ

カシミール展望図作成ご要望承りのための詳細


 山頂に到達して、あるいは秋晴れの日に、「遠くに見えるあの山は何だろう?」というようなことが時にあるかもしれません。
 昔は、20万図を並べて、図上で「この山に違いない!」「そんな遠くが見えるはずはない?」などと言っていたものです。

 それが、PCの高機能化と併せて、DAN杉本さんの作成による「カシミール3D」で、居ながらにして「展望図」を作ることが出来るようになりました。(ただし、標高などの地図データは別に必要。)

 すでに、こちらの「カシミールによる展望図」に収まっているのは、これまで、一部の皆様から作成ご要望のあったものです。さらに、会員が撮ったパノラマ写真にこの展望図を利用し、山名表示されたものもあります。

 「展望図」については、今後とも、広くOB会員からのご依頼があれば作成しますので、どうぞお気軽にご連絡ください。


 以下は、カシミール展望図作成ご要望承りのための詳細です。
__の部分にご記入の上で、送信してください。
 (必要な場合は、下記をコピーして、メール本文に貼り付けてください。)

なお、以下の項目に全部お答え頂く必要はありません。
最小限は、「どこそこにある○○山から○○の方向(または全周)の展望図を」とか、「特に○○岳の超遠望」でも可です。


作成希望のカシミール展望図についての依頼項目

1.視点:地方(県)にある  __山(岳)に立って、

2.対象: __山(岳)から__山(岳)方面までを見た展望図の作成をお願い。
または(視点からの全周展望図 { 360°の展望図のこと}も可)

3.カメラ焦点距離:__mmほどで。
 (100mmを越えると、簡易な画像処理ソフトがないと扱いが面倒です。)

4.作成画像の形式: __を希望。(JPG、PNG、TIFF、ほか何でも可。)

5.その他:ご希望なら次の事項も可能です。
  @ 特定の月日の日の出・日の入り(その位置と時刻)
  A 特定の月日の月の出・月の入り
  B 山頂からの展望図ではなく、任意の地点での展望図
  C 任意の地点の地表からの任意高さでの展望図

6.お願い
 視点のデータについては、地理院の「ウォッチちず」
 (http://watchizu.gsi.go.jp/index.html)を利用して頂いて、
 展望図を作るべき地点のURL(地図上のダブルクリックで表示)をご連絡下さい。
  例:白山・甚之助小屋から見る展望図の場合のアドレスは次のようになります。
   http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.aspx?b=360809&l=1364542


 以上、長岡が展望図を作るために、皆様からお知らせ頂く事項はここまでです。
    (長期不在でなければ、1・2日中にはメール添付でお送りします。)

    展望図作成を依頼したい(仕事は速さ・正確が重要だと考えています。)
    
パスワードを聞かれたらと入力してください







 次に、展望写真撮影のための留意事項もあります。どうぞご覧下さい。

 景色のよいところでパノラマ写真を撮って見ませんか? 
 写真を加藤さんにお送りすると、写真を繋いで山名を入れて頂けるかも知れません。
 (ここは、スタジオユックリを名乗るだけあって、急いではいけません)


パノラマ写真撮影の際のテクニックについて

(1)カメラは、やや望遠(途中で変えない)にする。
   広角写真は、繋ぐのに苦労します。 扇形の歪み是正などが必要となるので。
   70〜80mmレンズ相当が、後処理に便利です。

(2)写すときはカメラを水平に向けることを心がけ、横方向は少なくとも1/3は重ねて写す。

(3)隣の写真に連続させて、綺麗に撮ったつもりでも、意外と上下に移動しているものです。
  上下切断されるつもりで、最初からかなり広めに写すことが肝要。

(4)画像サイズ(タテヨコのピクセル数)は、大きい方がいい。

(5)デジカメの場合、ピンボケと自動絞りが問題。
 @ ピンボケは情けなくなります。
 A 自動絞りのときは、隣の写真と色の濃さが違わないようにしてください。
 レンズ交換式のデジカメの場合、シャッター半押しすると、その状態での絞りと焦点あわせが保持できますので、最初の場所でシャッター半押しにし、その状態で目的物のところに持っていってシャッターを押します。そのような撮影機能を使えば便利です。
 何もせねば、太陽位置との関係で、方向によっては、写る色の濃さが極端に変わることがあります。
(6) 1/3〜1/2絞りくらい絞り込みますと、遠景の山々が鮮明に写ります。
   (絞り込み機能はマニュアル等を捜せば見つかると思います)